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7月, 2020の投稿を表示しています

アンプのノイズに関しての対策。

ノイズ対策用コンデンサの選定は、容量ではなくインピーダンスの周波数特性で選定する。 ・静電容量とESLが小さいと共振周波数が高くなり、高周波領域でのインピーダンスが低い。 ・静電容量が大きいほど容量性領域のインピーダンスは低い。 ・ESRが小さいほど共振周波数におけるインピーダンスが低い。 ・ESLが小さいほど誘導性領域におけるインピーダンスが低い。 コンデンサによるノイズ対策に行う場合には、コンデンサの特性をよく理解することが大切です。この図は、コンデンサのインピーダンスと周波数の関係を示したもので、コンデンサの基礎として必ず出てくる特性の1つです。 コンデンサには静電容量Cだけではなく、抵抗成分であるESR(等価直列抵抗)、インダクタンス成分のESL(等価直列インダクタンス)、静電容量と並列に存在するEPR(等価並列抵抗)が存在します。EPRは電極間の絶縁抵抗IR、もしくは電極間に漏れ電流があることと同じ意味です。IRが使われることが一般的かもしれません。 CとESLで直列共振回路を形成し、コンデンサのインピーダンスは図のように基本的にはV字型の周波数特性を示します。共振周波数までは容量性の特性を示しインピーダンスは低下します。共振周波数でのインピーダンスはESRに依存します。共振周波数を過ぎるとインピーダンス特性は誘導性に変わり、周波数が高くなるにつれてインピーダンスは高くなります。誘導性のインピーダンス特性はESLに依存します。 共振周波数は次の式で算出することができます。 この式は、静電容量が小さくESLが小さいコンデンサほど、共振周波数が高いことを表しています。これをノイズの除去に当てはめると、静電容量が小さくESLが小さいコンデンサほど、より高い周波数でインピーダンスが低いので、高周波ノイズの除去に優れることになります。 説明の順が前後してしまいましたが、コンデンサを使うノイズ対策は、コンデンサの「交流は通過し、周波数が高いほど通過しやすい」という基本特性を利用したもので、不要なノイズ(交流成分)を信号や電源ラインから、例えばGNDにバイパスするものです。 以下の図は、静電容量が違うコンデンサのインピーダンスの周波数特性です。容量性領域では静電容量が大きい方がインピーダンスが低くなっています。また、静電容量が小さいほど共振周波数が高く、誘導性領域におい

NON-NF、真空管アンプのノイズに関して注目しました。

信号を忠実に伝送する工夫が必要な現代、それは、元信号に変形を及ぼす、高調波信号の存在です、これは増幅素子の直線性の歪みによるものと、伝送路のミスマッチによる原因が想像できます。これの対策をいかにしたかが、再生音に大きな違いを発生しますことは明らかです。

電磁ノイズ  tech web の記事参照してます。進化している半導体の世界

それぞれの結果を書き出しました。まとめると、周波数が低く、立ち上がり/立ち下がりが遅いと、スペクトラムは減衰することになります。EMCの観点からは、単純にはスペクトラムの振幅が低い方が有利になります。 それぞれの結果を書き出しました。まとめると、周波数が低く、立ち上がり/立ち下がりが遅いと、スペクトラムは減衰することになります。EMCの観点からは、単純にはスペクトラムの振幅が低い方が有利になります。 ①周波数を高くする ②立ち上がり/下りを遅くする ③Duty変更   ④立ち上がりのみ遅くする ⇒ 全体的にスペクトラムの振幅が増加 ⇒ -40dB/decの減衰に入る周波数が低くなり、スペクトラムの振幅は減衰 ⇒ 偶数次高調波が発生するがスペクトラムのピークには影響しない。   基本波のスペクトラムは減衰 ⇒ trの成分がより低い周波数から減衰

電磁妨害の世界   tech web の記事参照してます。ノイズに関しての現状

EMI(電磁妨害、電磁干渉、電磁障害)は、電磁波の放射/放出(Emission)による他への妨害。 ・EMS(電磁感受性)は、電磁波妨害(EMI)に対する耐性(Immunity)。 最初に下記の模式図で説明します。ここでは「スイッチング電源のEMC」 中央のグラフは、フーリエ変換による理論上のパルス波形のスペクトラムです。周波数が高結果的に以後の振幅が減少することになります。端的に言えば、「tsを遅くすると、スペクトラムの振幅が減衰する」ことになります。 それぞれの結果を書き出しました。まとめると、周波数が低く、立ち上がり/立ち下がりが遅いと、スペクトラムは減衰することになります。EMCの観点からは、単純にはスペクトラムの振幅が低い方が有利になります。 それぞれの結果を書き出しました。まとめると、周波数が低く、立ち上がり/立ち下がりが遅いと、スペクトラムは減衰することになります。EMCの観点からは、単純にはスペクトラムの振幅が低い方が有利になります。

ペントードの世界

長い間んペントード接続はいい音が出せないとの先入観が先に立ち、アンプ製作はいつも3極管に収まっていたのですが、ちょっとした疑問から、ペントードというよりは多くの真空管は、一定の電圧で使うことが前提条件?で作られているのかもという疑問が湧いたので試してみることにした、 低い電圧での動作で動かすことにした。

今日はアンプ製作の知人を訪ねて

私の知人で、アンプ製作に長けた人がおられる。彼が言うには何かが違う音がしてしまっていると言うので聞かせてもらってみました。確かにいい音がしてます。音もそれなりに透明でいい。彼が言うにはいろんな計算もきちんとしているのだけれどと言っています。この音は確かにそうでしょうと、言う音がしてます。でも何か変、確かに、音楽が聞こえてこない、でも音のはなれもいい、なぜだ?と疑問になってきたが、ユニゾンが聞こえないのはいいとして、立派な電源コードが使われてます。スピーカーコードも立派ですが、4本スタックのコードです、線材もよさそう電源コードの向きが逆向きなのと、4本コードがきになる。   新しい扉が開いたようです、SPコードを2本に変更、電源コードを変更した途端変わりました音場がひらけてきました。新しい世界が開けたらしい、これでお茶会は終了。

私のファイルにはユニゾンが聞こえれば、満足

真空管アンプでユニゾンがよく再現できるものに出会うことは少ない、でも回路をみていると、そんなアンプには決まりがあるようです。このユニゾン、先輩たちは、色気ともいう。または気配を空気感、奥行き感を音場再現などというらしい。ユニゾンの再現が優れたアンプは、笹型の形の音を聞かせるそうです。そんなアンプに仕上げてみました。 そんなアンプの特徴は、聞くことが、楽しくなる。 技術的ん説明よりも感覚的でいいのだそれが現実の結果だから。私の好きな音があある一つは、らの音、次に どと、シノフラットですこの時間軸があってないと明瞭さは得られない。そんな気持ちで、アンプ組み立てをしてます。 音色は違えど、ユニゾンはどちらもいい再現性を持っています。 それが、yosiba真空管アンプの特徴です。

意外なスピーカー

概略スピーカーなるものは、300hz付近からだら下りに音圧が低下しているようですが、各社なんらかの策を練り低域の特性を改善している様子です。 真空管アンプなどにおいても、周波数特性は、20付近まで出て吐いても実際は、聞こえてきません。特に無帰還アンプなどの傾向です。 アンプの方は負帰還で改善しようとしても実際は聞こえにくい。かといってトランスを大きくしてもやはり同じようです。スピーカーが原因かと思い、大型スピーカーに変えてもさほどの改善にはなりませんのは他に原因の見落としがあるやもしれないわけです。