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真空管アンプの設計手順 シングルアンプその1

1真空管の決定(今回は6L6GCですることにします)まず規格を知る必要があります。 A真空管の最大定格 (最大プレート電圧−500V) (陽極損失ー 30W   ) ( Sgの損失 5W   ) (ヒーター電圧と電流   6.3V-0.9A)  (グリットリーク抵抗の値 固定バイアス−100KΩ以下、自己バイアスー500以下) また、特性表には代表的動作例が発表されています、これは真空管製造メーカーがこのような条件で使用すると良い結果が得られますというデーターですので、これによって説明をしていきます。 A1動作例(と書いてある部分がシングル動作のデーターです) プレート電圧                 Ep250V グリット1電圧                  Eg−20V(ピーク電圧20V) 0信号時プレート電流   Ip 40mA 最大信号時プレート電流値 Ipmax    44mA プレート内部抵抗     rp       33    負荷抵抗         RL  5000 0信号時スクリーン電流 最大信号時スクリーン電流 Ic2sig            相互コンダクタンス    gm     4700     第2増幅率        μ         8 出力           W       1.5W これで大まかな終段の回路がわかります。次回作図します。