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KT-88特性表1

前段差動のEL-34アンプ

元はラックス社が発売した素晴らしいアンプです。持ち主が持ち込んだときには固定バイアスのレジスターは両チャンネルとも断線ソケットの袴がこげていました。 モールドのソケット交換とノイズの修理とそれにセルフバイアス回路に変更との事でしたがさすがのそこ迄やると新しいアンプを購入していただいた方が良いので回路の故障を治す事だけにしました。半固定は固定抵抗に置き換え、 トランスのインダクタンスを計測したら274Hもあります。トランスの巻き数比から16Ω負荷で3.5k付近のトランスで動くことがわかりました。 ならば自己バイアスにしてウルトラリニアー回路なのでそのまま使用してNF回路を変更してカップリング定数をスタガー比を見ながら変更。ただいまランニングテスト中。 従来のラックストーンではないですが骨太の強いおとに変身!!!!まんぞくです。

EL-34hは探れば探るほど面白い!!!

6CA7/EL-34です本来この程度のアンプは修理をお断りするのですが。(ほとんど組み替えが必要なほど手間がかかる)今回はチョークの発熱が大い、パワートランスが厚くなるとの事で検査したら回路の配線が誤りと半田が大いにあやしい思い切って組みかえることにしたら、バイアスの抵抗値が余りにもふさわしくない(回路図持参なので参照したが、、、?)本人は良い音にしたいの希望のようなので組み替えることにして回路を始めから構築。私の回路は1965年頃に少しずつおぼえた手法なので持参の回路とはだいぶ違うものになったが音は素晴らしいものに変身した、驚く事にこんなに小型のトランスでも素晴らしい低音が聞こえる?私たちがいつもトランスメーカーの大きなコアーと薄いコアでないと良い音はしないと迷信を吹き込まれた様です。見るからに貧弱なトランスから出る低音ではありません、すばらし!デンゲンの温度上昇も35°程度で問題ない参照回路図よりも電流を多くしたはずなのに?回路が間違っていても多少の事なら真空管アンプは動いてしまう。 注訳(もちろん大型トランスは大きな音になると事実力が違うなと差は出るが家庭用で使用するなら小型は経済的ですばらしい。) きっと、この持ち主もマニアのようなので素晴らしい中音にビックリする事でしょう。