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11月, 2011の投稿を表示しています

世界の名器も使い方次第でよくも悪くも

私は,かつて20そこそこときタンノイの3LZを銀行員のお宅でチゴイネルワイゼンを聞いたとき以来素晴らしい音を耳にしていない、それと五反田でのオーディオフェアーでのオートグラフ多分シュリローのブースだったと思うが素晴らしい音で他のブースを完璧に引き離した素晴らしいサウンドを聞いた! 音は,一心不乱にアンプを作ってはがっかりの繰り返しを何十年もしてきてしまった。たくさんの回路試行錯誤で、迷信や呪縛から解き放されたいま、(歪や特性、ただし特性を無視する物ではない)素晴らしいアンプの世界に足を踏み入れてしまった。特性や世間の風潮にあまりにも影響され自分をなくした時が10年はつずいたような気がする、売れるアンプはいいアンプと錯覚したときには悩みの連続、 こんな状況からには、本当の良い音は解るはずはない。そんなとき、ビンテージアンプやスピーカーが正しい方向を導いてくれた事には異論はないのだが今は,ビンテージアンプに傾倒する気持ちは更紗さらない。今この事務所で出る音は実に素晴らしい、演奏者の苦労や嘆き、楽しみの心の揺れが伝わってくる。こんな装置は実に中音がしっかりしていてここちいい、思い起こせばビンテージの機器からはいつも揺るぎないしっかりした中音が聞こえてきた、今の世間の音のようなペラペラの音ではない、私は人生あきらめずにこの年までアンプ一筋と格闘してきたかいあってこんな喜びを味わえるのは果報者に違いない。 これもひとえに事務所にやってくる強者の要求に応えられる様頑張った成果の賜物かもしれない!これからは、まだまだ良い音でたくさん広めたいと思う。 来店する業者でも商業欲の強い方は方向が違うなどとおっしゃるが商業主義だけでは素晴らしい音の出る物は作れない。と今は,断言できる様になりました。まだまだ私にはやる事が残っている事に気がついた未熟者ですが皆様、これからもよろしくお願いします

<クインシージョーンズを聞いて感動>

 <22タイプ真空管イコライザー> <往年の名器トーレンスも健在> 今日は久々にクインシージョーンズを聞いてみよう!コーラスの重なりと電子音の共鳴音が私の脳に直接訴えてくる快感,遥か遠い国からの、男と女のオタケビにも似た、あの世からのこだまか?またはメッセージなのか、響きは貴方を虜にせずにはおかない、私はこの響きに酔ってしまう、時には迫ってきてさっと引く感じは女性の心をもわしずかみ!私の心も溶け出しそう!かと思えば女性ボーカルが現実えと呼び戻しにくる絶妙のタイミング。ピッカーリングのカートリッジとトーレンスの125のコンビが22のイコライザーをホローする。こんなサウンドはデスクリートのトランジスターアンプといえども、そうは聞く事は出来ないだろう。けだるいテンポでコントラバスが謡うと女性ボーカルがそれに寄り添う様に謡い始める、キーボードの高い音が、私しはこうよと同じフレーズを謡いだす。絶妙な掛け合いに酔わずにはいられない。なんと素晴らしいイコライザーに出くわしたのかと歓喜の念が胸を打つ。今宵は素晴らしい時間が私を包むこの時間が私には至福の時間!生命の素晴らしさを感じずにはいられない。<この音を聞いたら買いたくなる機器EQ22の素晴らしさ!>
6B4シングルアンプを長い事お蔵入りにしていた,それはランゲビンの入力トランスを持っているアンプにしては音が細いのと低音部の再生が何とも肌に合わない。せっかくイントラが有るのだが一寸気がかりな点を直したくなりそこ蓋をあけて少し前にひらめいたトランスを使い位相補償をかけてみたところ,案の定、ぴったしカンカン素晴らしい通奏低音がなりだした,低音部がブン,ブンなる出方がここちいいい。こんな低音部は那須のホールで耳にした音に近い,何となく暖かい音で眠気を誘われそうな気分、しかもこれがCD!タムラのトランスでこんな音が聞けるとは夢にも思わなかった?しかし、ランジバンのトランスの音が色濃く,タムラのトランスの音が見当たらないのも実感だが?タムラのトランスから出ているには違いはない。素晴らしいの一言!!!更にボーカルを聞けばまたこれが悩ましい!!素晴らしい中音とはこんな音なのだろう他のアンプからは。決してこの音は出ないだろうし同じ回路を組むのは難しい。 音が止まった時の静寂感もいい、 イタリアの歌姫MilvaのCDが静かにスタートするのには驚き!外人の荒々しさの声が再生音を邪魔している音しか聞いていない自分のは驚き,さすがに清涼を感じさせられずにはいられない、押しと引きがとても綺麗に伸びている?周波数特性ではない何かがここちいい音を聞かせてくれるとはこの事だ!!! このアンプは販売をあきらめてリファレンスにしようと決めた!