私の小さい頃は、いろんなアンプから、ブーンという音がしたものです。電源が入って動き出し、もう直ぐ音が出てくると思ったものですが、今は、ハム音がしないのが当たり前のようです。 直流点火が支流になりつつあります、しかし問題gないわけでは、なさそう、交流がいいとか直流点火がいいとかいまだに決着がついていなそう。 私たちの耳は、そんなに、皆さんが考えるほど、ひずみを聞き分けているのでしょうか?歪みより、時間のズレに敏感では?周波数よりも位相の群遅延や群進相の方がはるかに敏感、そして、他にも、濁り音と明瞭さなどの方が特に、重要な要素なのではないでしょうか?音楽やスピーチを伝達する道具としては、と私は思うのですが、簡単に申せばハム音がどれほどの悪さをしているのでしょうか? 1)ハムにも2種類あるようで、音楽が鳴り出すと全く違和感も感じない程度、 2)音楽が鳴っていても気になるレベル 2の場合には問題ありでしょうと思います。しかし、直流点火においての問題点はないのでしょうか? 整流回路で出す整流ノイズがDC重畳され電圧増幅段や初段に供給されることになります。 電解コンデンサーで無害のレベルまで下げる事が出来ているのですか?もし下がっていれば、再生音に冷たさはなくなるはず、もし冷たさがあるときには、肝心の音楽信号がそれらの雑音に埋もれて聞こえない、可能性は否定できません。それでは交流点火の時はどうでしょう、交互にバイアス電圧がふらついてひずみが増えるという心配が出てきそうですがヒータの役目は熱電子の放出を助ける役目です。ボイラーのようなもの。電圧が変動しても温度変化は、していません温度が安定するまで待つという事がそれを証明しています。 そして、直流点火に含まれる周波数成分は広範囲の周波数が含まれます。交流点火の場合は、50hzですがもしこの波形がひずみが少なければ、50hzの検知能力が低い周波数です。どちらが良いかも良いですが、音楽再生に注目すれば、肝心のハーモニ帯域がマスクされては音のみに注意が行くようになりかねません。これでは聴きたい音楽が分解されているのと等しいように感じています。
音と、音楽の感動にかこまれ我が身の涵養にはげむ!趣味をとうしての自己研鑽、人生の残り物に無断しないで楽しむ。自己満足高い目線での勝手な投稿、崇高な真空管アンプの世界に言いたい放題です。