低音の量が増えただけでは、ペントードなどでの音響バランスが良くなってくるとあたかも響きが聞こえてくると錯覚さえ覚えますが、実は楽器の響きの再現にはこの段階では無理です。この先があるのですが、多くの人はここで満足するでしょう、多くの東洋人は。しかしまだ、わずかに違う響きが聞こえてこないはずです。それは入力信号以外の音が出力波形についているからです。音響バランスは音楽再現に重要ですがさらに雑音成分の低減も必要です。
あらゆるノイズとの戦いになります。ノイズは元の信号の形を変えて信号のなかに入り込むため再生音が程遠いものになります。
この侵入者を退治もしくは低下させることができたら、そこが最終到着点です。
最近は作業中にはい!と返事ををしてしまうことが度々です、気配の再現がうまくいっているようです。時々振り向いてしまうから、
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