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真空管による,電気音響の不思議!

周波数特性はさほど広帯域でもないのに、なぜか生音のサックスを連れてくる。
これはさほど美人でもないのに体を燻らせながら熱い視線を飛ばしてくる女性はすごい美人に見えてくるのと似ている。


なんとも不思議な、ことですが信号回路の定在波に注目して5〜8の高調波レヴェルを抑え込むのに力を注ぐと実に心地よい響きが姿を現してきて私の心を惑わすわけです。
ここでやはり音楽はひびきと、拍のの聞こえ方で人の心がくすぐられる。
東洋の真空管アンプももはや、響きを東洋的に手に入れたようです。
送信管も高音部のカリッとした再生オンに粒がたてば完璧なのですがなかなかそこに到達はしにくいようで、いろんなところで耳にするアンプで満足いく音のアンプは珍しい、いずれもアマチュアレベルで人に聞かせるアンプは少ないようです。そうかと思えば靄のかかったボーとしたアンプが横行している現代、半導体アンプで育った人が多い時代になったから仕方ないのかもしれませんが実に軟弱の時代になったものだと興味も薄れてしまいます。
このような優れた回路も電源回路が付随していませんがこれではどんなアンプになるか計り知れない。アンプは電源回路とついになって素晴らしさが決まるわけで、見え見えです教えたくないと言っているようです。

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