90年近い昔に製造されたと思われる電解コンデンサーに驚愕!箔の外側に絶縁紙を使い電荷の処理にコットン糸を使っています。なぜかわかりませんが電荷の停滞を嫌ったのでしょう。
私はいろんな実験から出力トランスも重要なのですが、それと同じくらいに、電源回路が重要です、と考えております。そしてその後につずくインピーダンスマッチングの程度で再現できる音は大きく変化します。
真空管アンプに欠かせない、コイルや、コンデンサーですが、調べると、じつに深い。簡単なようでとても複雑。コイルからはノイズの放射があり、コンデンサーからは信号とは異なる電気の存在がありますことに驚きます。コイルのノイズ放射は漏洩インダクタンスにとシーソーゲーム。コンデンサーからは、静電誘導の複雑動作がいかに信号伝送に影響しているのかがどなたの記事にも検証されたことが見当たりません。
コンデンサーから推測すれば配線材もコンデンサーです、リケージインダクタンスの少ない高性能トランスは一次側に発生する放射性ノイズの2次側えの通過を許すことになります。ここが大きく古い時代のアンプと異なってきています現代のアンプは。今のアンプの音といえば素晴らしく良い特性なので、きっと良い音で音楽が聞くことができると多くの人は錯覚しているに違いない気がしてます。でも古ーいアンプの音を知る私にはどこかしっくりきません、音楽が心地よいと思ったことはとても少ない昭和43年ごろ以降のアンプでは、私のノスタルジックな間違いかもしれませんが、私はその古ーいアンプに挑戦します。
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