私と彼との出会いは第3回真空管オーディオショウの打ち合わせの会場で私のとなりに座ったのがきっかけで,何となく同じ趣味の仲間と言う事で気が合う関係になり,オーディオの催し会場などで、数年に一度のあうだけの仲間でしたが、どことなく誠実そうな彼の風貌と知識の多さに気の合う間柄になりました。 彼は都会になじんだハンサムで東大出のエリートコースを歩んだ人生を送ってきた人で、オーディオに関して理論派でメーカー勤務。素敵な奥さんに恵まれ何不自由ない生活を送ってきた男に思えいてました。 そんな、最近突然彼からの連絡があり懐かしく楽しい会話を交わしましたが,だいぶまえに彼の会社の電話が途絶えてしまっていたので、今何処と訪ねたら、合津に居るとの話のビックリ???近い場所と一瞬頭をよぎる。 以前は相模原の大都会に居を構え優秀なご子息に恵まれた幸せな家庭のはずなのにと思いながらぶしつけにどうしてまたと訪ねれば,明るい声で癌に冒され闘病のため実家に戻ったのが今だとの事。これがきっかけで彼の家を訪ねることにした。 彼に家は静かな山村の空気がとても澄んだ高台にある位置である事はインターネットの地図から推測する事が出来た。 彼はパソコンに長けているいろんな計算ソフトを自分んで構築する程の腕前! 祈りとオーディオと音楽を知る