2011年5月3日火曜日

奇抜なアンプに翻弄されて

奇抜な回路が出てきているこのごろ研究熱心なのは良しとするがまともな音が出にくいのは確かな事、回路を動かすのに力を注いで音が出れば良しとしてしまいがち。その証拠にNFを使用したすばらしい特性のアンプが必ずしも良しとされないのは、そのアンプに適量のNFが施されて改善された部分と悪影響の部分の検証は好みの問題ななどと検証の対象外に置いてきぼり状態。更に,特性を欲張って積分補償のないアンプが多いのは由々しき問題。昔から簡潔で良いアンプというのがよいといわれていますが、これはなかなか難しい事で安物のパーツを並べても良くはならないし単に古い海外の部品を並べても良い音にはなるとは限らない。こんなに複雑に回路自体が前後で絡み合っている回路を仕上げるには大変な擦り合わせ作業を伴う(頭脳が軟弱な小生には)なるべく回路の擦り合わせの回数を増やすしかない。
今までは,シングルアンプがすばらしいと感じていましたが、プッシュアンプを再挑戦してみて、はじめてオーケストラだけでなくいろんなジャンルにおいてシングルからえられない感覚を再現してくれるアンプだと初めて感じました、一部のヴィンテージアンプだけがそれを表現してくれる物と勘違いしていました。国産のトランスメーカーのトランスを適切に使用すればすばらしいアンプに仕上がることを知りました。
5万以下でも製作できるなどというレベルはとんでもなく真空管アンプの世界を腐らせてしまう様に感じ得ません。アンプは電圧増幅部からパワー段まですべてが緻密に絡み合っています。それを支えている 電源もまた同じ大きすぎても小さすぎてもいけないし。使用された半田成分で微妙に音色が変化するし、じつに千変万化で、アンプを使用する側から見ればこれほど楽しい遊びは他にない。と感じています。また,NF使用のアンプはむやみに真空管を取り替えるの許されない(同等管以外に)webなどではX7とU7を取り替えて大丈夫などとの怪しい記述を見受けられますがこれは間違いでしてはいけないことですがこんな記述が一人歩きするのもwebの無責任さかもしれません。

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